転職を機に、交通の便の良い立地の中古マンションを購入し、リノベーションをされたオーナー様。Webなどで見つけたお気に入りの空間やインテリアの写真などを参考に、プランニングに必要な連絡はほぼLINEのみで行いました。
インターネットで購入した照明器具類をはじめとして、オーナー様の「好き」を集めたインテリアが散りばめられた素敵なお家になりました。
「物置的に使える土間が欲しい」、「クローゼットはウォークインにしたい」というご要望から、玄関横にあった主寝室を玄関から土間続きの広い玄関ホールとクロークに変更しました。玄関ホールの造作の壁面収納には、靴やアウターなどがショップのディスプレイのように楽しく並べられています。
土間続きの玄関ホールとクロークはドアをなくして、玄関から土間続きの玄関ホール(写真奥)、クローク(写真手前)、廊下へぐるりと回遊できるようにしています。土間とクロークの間の壁は上をあけて、光も通り、通気も良くなるようにしました。クロークは衣類のほか、布団や日用品なども余裕で収まる大容量。回遊動線のおかげで、外出時の身支度や、帰宅時の着替えもスムーズです。
かつてリビングダイニングだったスペースの、特に日当たりが良いところを、将来、地元で元気に暮らす親御さんを呼び寄せた時に寝室として使用できるよう、フリールームにしました。このフリールームはキッチンやリビングからも見守ることが出来る上、引き戸を閉めることでプライバシーも確保できます。
閉鎖的で独立していたキッチンは、かつてリビングダイニングだったスペースの一角に移動しました。キッチンの手前側がフリールーム。キッチンの横がリビングダイニングです。キッチンでは照明のダクトレールなどに黒をアクセント的に使用して、程よいインダストリアル感を演出しました。オーナー様がアジアやアフリカなどの海外で入手された雑貨やファブリックが、キッチンのインダストリアル感にあたたかみをプラスして、良いアクセントになっています。
以前、独立したキッチンだったスペースは「できれば欲しい」と希望されていた書斎に変更しました。3箇所の壁面に、一部が机として使用できる造作の棚をあつらえました。書棚や机などの家具も不要で、機能的で、好きをたくさん詰め込めて、じっくり集中できそうなとっておきのスペースになりました。棚に何を置くか悩みながら、楽しまれていらっしゃるようです。
洗面・ユーティリティとトイレに採用した木製のドアは、弊社と取引がある長野県飯田市の(株)ナガイのオーダー品です。右側のレールや滑車が外付けになったバーンドア(※1)は、オーナー様がカタログを見て「かわいい」と気に入られてご注文いただきました。
※1:バーンドアとは、かつてアメリカの農場の納屋や倉庫のドアとして使われていたスタイルの引き戸を指します。ヴィンテージ調やインダストリアルなインテリアを好まれる方々に人気を集めています。
洗面・ユーティリティはアースカラーで統一しました。クロスやクッションフロアにはそれぞれ異なる図柄を使用していますが、色味をアースカラーで合わせることにより統一感が生まれ、やさしくおしゃれな雰囲気になっています。オーナー様がご自身で見つけられた水栓金具も雰囲気にぴったり馴染んでいます。